Web上の物理教材:プリントメディアからマルチメディアへ

 以下の文章は、CIEC(Counsil for Improvement of Education through Computers:コンピュータ利用教育協議会)の研究会 兼 物理教育用テキスト製作プロジェクトの打ち合わせ会での発表の要約です。

徐 丙鉄(近畿大学工学部)@京都:1998年5月23日(土)

 将来においてもを広く利用されるマルチメディア教材であるための条件としばしば話題にされる問題点を考えてみたい。

(1)マルチメディア教材の標準インターフェイス:Webブラウザ

これまでのマルチメディア教材は、例えばOSはMacOSでソフトはHyperCardといった具合で、OS依存、ソフト依存であったため、折角の教材が広くは利用できなっかった。Internet上のWWWの普及のおかげで、Webブラウザがマルチメディアの標準インターフェースといえる状況になった。これからの教材はWebブラウザを利用することで、「Write once, run anywhere」(これはJavaの標語でもある)となる。

(2)Webブラウザ上の言語

Web上で標準的に利用できる言語には、JavaScriptとJavaがある。JavaScriptはHTMLファイル中に直接書き込む、ブラウザのマクロ言語的なもので、グラフィックス機能がないが、手軽な点が利点である。一方、Javaはオブジェクト指向のプログラミング言語で、これで作成したアプレットはネットワークを通じて配信されWebブラウザで実行できるので、これからのマルチメディア教材におけるシミュレーション作成用言語の主流になると思われる。しかも、Javaの標語、Write once, run anywhere に端的に表現されているように、機種依存性、OS依存性からの脱却が期待できる。

(3)Web上のマルチメディア教材の問題と疑問、今後の展開など


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