グラフ電卓

TI-89

 テキサス・インスツルメントのグラフ電卓TI-89とデータ収集器CBLと各種センサーを貸し出し制度を利用しNaocoから借りました。教養ゼミナール「物理セミナー」(受講生5人)でこれらを利用して数式処理、物理計測を体験してもらいました。

数式処理

 この電卓には数式処理ソフトとしてDriveと同様な機能が組み込まれているので、微積分、微分方程式の解、グラフの描画などができます。関数をテーラ展開してグラフを描けばテーラ展開の意味も一目瞭然です。また、微分方程式の数値計算も可能で、非線形の方程式を解かせることもできます。
 学生に微積分の教科書の積分問題を入力して解けるかどうか確認しましたが、当然全問解けました。
ただ、グラフ電卓が小さいので画面も小さく、しかも白黒画面で、キーもアルファベット専用キーは揃っていないのでアルファベットを入力するのは辛い。慣れの問題かもしれませんが、すこし面倒です。しかし、数学ツールとして可能性を感じました。

データ収集器:CBL(Caculatar-Based Laboratory)

バウンドするテニスボール1 バウンドするテニスボール2 純音250Hz
 CBLは各種センサーを接続しデータを収集する機器でグラフ電卓と接続し収集したデータをグラフ電卓で処理しグラフ化ですることができます。サンプルプログラムも数多く準備されています。 物理セミナーでは「バウンドするボール」と「音」をやってもらいました。音源として適当なものがなかったのでノートパソコン上でMathematicaを利用して250Hzの純音を作ってその音波を計測しました。きれいな正弦波が得られました。振動数も正しく計測されていました。

 ノートパソコンにこのCBLがUSB接続できればすばらしいと思います。多分、どこかのメーカーからそのような機器が近いうちに出るのではと予想します。LEGOのMind Storm:ROBOTICS INVENTION SYSTEMや3Dのミニ・マイコン・ロボット:ワクチン君などが次々と出る時代ですから。


[ Home Page ]